英語初心者の人にとって、TOEICで高得点をとっている人って雲の上の存在ですよね。
ヤスがまだ400点くらいのレベルにいたころ、
TOEICで900点を超えている人はネイティブ同然でした!
もはや英語でわからないことなんて、彼らにはないのだろうと…(笑)
当然、通訳や翻訳などの専門職もTOEICの資格さえあればOKだと思っていました。
今回の質問についてですが、
TOEICの資格をもっていなくとも翻訳家になることは可能ですが、
満点(990点)をとれば翻訳家になれるかというと、そういうものでもないのです。
TOEICで990点をとることと翻訳家になれるかという問題は、ちょっと別物だからです。
TOEICは、自分の英語力を「信頼してもらえる資格」として使うことはできます。
「私は英語がペラペラなんです!」と言っても、赤の他人には真実かどうかわかりませんが、
「TOEIC990点の英語力があります」と言って証明書を見せれば、信じてもらうことができます。
しかしながら、
「TOEIC990点をもっているので、翻訳家になれる」
という断定は難しいでしょう。
TOEICはあくまで英語力を客観的に見る・証明するためのテストであって、
翻訳家になれることを保証するテストではないからです。
翻訳家に必要な資質は、TOEICで測れる英語力だけではありません。
英語を的確な日本語に置き換える日本語力が必要なこともあれば、
特殊な言い回しや専門用語など、TOEIC以上の語彙力も必要になってきます。
「翻訳家を目指してTOEICを頑張ろうと思ったのに…(涙)」
そう思ったあなた!落ち込むことはありません。^^
TOEICで990点近くをとることができれば、
翻訳家をはじめとする専門分野への道を開くことができます。
高度な英語スキルを身につけ、語彙や用法などを日々磨いていくことで、
翻訳家に必要な資質を養っていくことができるからです。
英語を多用する職場の求人に応募する際も、
「TOEIC○○点」という最初の難関を突破することができます。
そもそもここを突破しなければ応募資格がないわけですから、
大変重要なポイントになってくるわけです。
あとは自分の魅力をたっぷりアピールして、
相手に「必要だ」と思ってもらえる人材になることが大切ですよ~~♪
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